「ハケンの品格」から見るリアルな派遣社員という働き方【2020年 新シリーズ】

花とーちゃん
どーも花とーちゃんです。
今回はドラマ「ハケンの品格」がどれくらいリアルに描かれているのか、僕の実体験と比べながら書いていくよ。

2007年に篠原涼子主演で話題を呼んだドラマ「ハケンの品格」が13年ぶりに帰ってきます。

前回のシリーズでは、当時派遣社員というのが世間に浸透し始めた時期で派遣社員の置かれている立場や働き方などがリアルに描かれていました

実は当時私も派遣社員として働いていて、「うわ~、これマジでリアルじゃん…」という感じで思いっきりドラマに見入っていましたね。

今回のシリーズもとても楽しみですが、前回シリーズまでの内容がどれくらい派遣社員の実態を描いていたのか私の実体験と比べながら調べていきましょう。

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2007年放送「ハケンの品格」のストーリー


大前春子「契約延長はしない、担当セクション以外の仕事はしない、休日出勤、残業もしない」という契約条件を承諾させ、人材派遣会社「ハケンライフ」から派遣社員として東京丸ノ内にある老舗食品商社「S&F(エスアンドエフ)」の営業部マーケティング課に派遣される。

愛想がなく正社員に媚びない春子の態度は周囲から反感を買うが、実は春子の正体はあらゆる資格を持ち、特Aランクの評価を受ける“スーパーハケン”であった。 春子はどんなに大変な仕事も勤務時間内に必ず仕上げ、会社に舞い込むピンチやトラブルを次々と解決していく。

引用:Wikipedia

篠原涼子演じる大前春子の派遣社員としての考え方や社員に対しての接し方、豪快に仕事をこなす姿に視聴者は釘付けになりましたね。

「ハケンの品格」で描かれていた派遣社員のリアルな実態とは・・・

花とーちゃん
大ヒットドラマ「ハケンの品格」がどのくらいリアルに派遣社員の実態を描いているか見てみよう。

「ハケンの品格」のリアルな場面① 派遣社員のメリット

「ハケンの品格」では一般的な派遣社員のメリットが非常にわかりやすく描かれていましたね。

・会社のしがらみに縛られることがない
・自分のスキルを活かした仕事を選ぶことができる
・残業など時間に縛られることなくできる
このような表向きなメリットのほかにも、実際の派遣社員が思っているメリットも実にリアルでしたね。
・他が条件が良ければすぐに辞めれる
・仕事に責任を持たなくていい

前回の「ハケンの品格」第4話で大前春子(篠原涼子)の同僚で同じ派遣社員の美雪(加藤あい)が、初給料の少なさにショックを受けそのことを他の派遣社員に言うと「私の派遣会社にも登録しとけば、もっと時給のいい仕事を紹介してくれるかも」というようなやり取りがあります。

 私自身派遣社員だったときはまさにこんな感じで、常に頭に中では「もっと時給のいいところはないか」と考えていくつも登録していました

しかも、ドラマの中で美雪(加藤あい)が他のところの面接に行くときに「実家の母が急病で倒れて地元に帰るので休みたい」というような嘘を派遣会社の担当者に電話で言うのですが、これも派遣社員あるあるで身内の急病でよく休みます。

派遣会社の担当者・一ツ木(安田顕)が電話を切った後「身内の急病・・・今日で6人目なんだよね・・・」

このセリフは、実際の派遣担当者もよくつぶやいていた言葉ではないでしょうか。

また、第5話の国税局が監査に来るということで派遣先の社員が資料を集めるためにドタバタしている場面では、派遣社員たちはそのドタバタ劇を他人事のように見ています

結局、派遣社員は外部の人間なのでそんなドタバタがあってもその日の時給が貰えればいいわけで、実際の派遣社員は何か不具合があれば残業が増えるからラッキーと思っている人もいるくらいです。

仕事に対して責任を持たなくてもいいということが、派遣社員をやるメリットと答える人が多いのもわからなくもないですね。

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「ハケンの品格」のリアルな場面② 派遣社員のデメリット

「ハケンの品格」で描かれていた派遣社員のデメリットは、

・給料が安い
・派遣先の福利厚生が受けられない
・派遣先で明らかな差別を受ける

派遣社員は正社員に比べれば明らかに給料が低いです。

「ハケンの品格」では主任クラスの里中(小泉孝太郎)や東海林(大泉洋)の年収が600万円前後と出ていますが、彼らより仕事ができるとされているスーパー派遣・大前春子(篠原涼子)は時給3000円と高額ながらも年間にすると600万円に届くことはありません。

ボーナスも無ければ、長期連休になればその分給料も減ってしまう派遣社員は正社員お給料に届くことはなかなかありません。

花とーちゃん
実際、花とーちゃんが派遣社員として働いていた時も、一緒に働いていた派遣社員とともに正社員に指示を出して仕事をこなしていたけど、正社員の方が給料は多かったんだよ。

派遣先としては派遣社員は外部の人間なので、社内の福利厚生が十分に受けられない場合があります

第5話で派遣先の社員の桐島部長(松方弘樹)と里中(小泉孝太郎)と共に派遣社員の大前春子(篠原涼子)が食堂で昼ご飯を食べるシーンで、社員は350円で食べられるのが派遣は700円払わないといけないとありました。

食堂の料金が正社員と違うというのは私自身経験したことないですが、正社員は地元で行われるスポーツやコンサートのチケットが優先的に購入出来たり、会社が契約している宿泊施設に割引きで泊まれたりなどの福利厚生に派遣社員は一切申し込む事は出来ませんでした。

花とーちゃん
仲が良かった正社員が花とーちゃんの代わりに福利厚生の申し込みをしてくれたこともあったよ。
同じ仕事をしているのに不公平だなっていつも思っていたよ・・・

派遣先の正社員は基本派遣社員のことを見下しています

「ハケンの品格」でも派遣先の正社員が、

「おい、派遣!!」

とか

「派遣さーん、あれやっといて」

とかありますが、マジで普通にこんな感じです。

軽い人種差別を感じることはよくある事なので、派遣社員としては耐えるしかありません。

「ハケンの品格」のリアルな場面③ 正社員と派遣社員との恋愛

「ハケンの品格」では大前春子(篠原涼子)のことを派遣先の正社員の東海林(大泉洋)と里中(小泉孝太郎)が好きになったり、美雪(加藤あい)のことをこれまた正社員の浅野(勝地涼)が好きになってしまったりというのが描かれていますが、これも実際によくあることですね。

純粋に恋愛して結婚まで行くこともあれば、妻子がいる正社員が派遣社員に手を出して泥沼になったということもよく耳にします

自分の人生が一瞬で終わってしまう可能性があるので、正社員も派遣社員も恋愛には十分に気を付けたいところですね。

「ハケンの品格」のリアルな場面④ 派遣社員の手柄を社員が持っていく

派遣社員の近(上地雄輔)が社内パソコンのセキュリティーの甘さを指摘して改善していく場面で、その手柄を正社員である東海林(大泉洋)持っていかれる場面ですが、これも実際の現場ではあるあるです。

派遣社員が提案したことをいかにも自分が提案したかのようにして上司に報告し評価を上げているのですが、このようなことをしても噂はすぐ広がるのでこういうことをする正社員は周りから人望がありませんでしたね。

しかし私が派遣社員時代の上司は、逆に上司が提案したことを私が提案したことにして評価が上がりやすいようにしてくれることもありました。

花とーちゃん
派遣先でこのような上司にあたることは稀だと思うよ。
派遣社員としてはとても恵まれた環境だったよね。
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「ハケンの品格」のリアルじゃない場面とは・・・

花とーちゃん
逆に「これはないだろ~」っていう場面もいくつかあったような・・・

「ハケンの品格」のリアルじゃない場面① いくら能力があっても傲慢な態度ではクビもあるかも・・・

スーパー派遣・大前春子(篠原涼子)は仕事の能力が非常に高く実績も残しているので、多少傲慢な態度でも周りが見逃してくれていますが・・・

多分、あそこまで傲慢だと結果を残す前にクビになってしまうと思います。

特に日本社会は人と人のつながりを大事にする風習が強いので、協調性がある人の方が評価される場合があります。

大前春子(篠原涼子)は苦い経験からあのような態度をとるようになってしまったのですが、実際の社会ではなかなか理解されることではないので、できるだけ謙虚に接していきましょう。

「ハケンの品格」のリアルじゃない場面② 正社員を差し置いて大きなプロイジェクトを任されることはない

派遣社員の大前春子(篠原涼子)や美雪(加藤あい)が派遣先の正社員を差し置いて大きなプロジェクトを進めていく場面がありますが、実際の派遣社員に大きなプロジェクトを任せることなかなかできないのが実情です。

それはなぜかというと、

・派遣社員じゃ失敗したときに責任が取れない
・そもそも派遣社員が責任を感じて仕事していない
・派遣社員のせいで失敗したくない

などの理由が挙げられます。

 派遣先としては当たり前の意見だと思うので、もし派遣社員でも大きなことを任せてくれる会社であれば信頼してくれていると意気に感じて喜んで働くべきだと思います。

「ハケンの品格」2020年新シリーズはどうなるのか?

「働き方改革」「高齢化社会」「副業」「アウトソーシング」「AI導入」「過労死」・・・

13年前とは日本人の仕事に対する働き方も大きな変化を見せており、激動の時代をスーパーハケン・大前春子はどのような働き方を見せてくれるのか楽しみです。

さらに、前シリーズで主任だった里中(小泉孝太郎)は課長になってたり、同じく主任だった東海林(大泉洋)は旭川支社・支社長補佐になっていたり、新人社員だった浅野(勝地涼)は主任になっていたり・・・

ドラマの内容は楽しみでワクワクしますが、正社員や派遣社員の現実を今回もリアルに描いてくると思うのでその辺にも注目していきましょう。

前シリーズはここから↓↓

「ハケンの品格」から見るリアルな派遣社員という働き方【2020年 新シリーズ】 まとめ

前シリーズでの大前春子の生き方には、共感というか見習うべきことが多くありました。

2020年はコロナウイルスの影響で激動の時代になっていますが、今回の「ハケンの品格」を観ることで、こんな時代を生き抜くヒントが転がっているかもしれません。

ただドラマを楽しむだけではなく、自分の生き方に重ね合わせながら観てみることでたくさんの気付きを感じていきましょう。

ということで今回は以上です(^^)/

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