どーも花とーちゃんです。
いよいよ3月に入りセンバツ高校野球が近づいてきましたね~。
3月8日からは対外試合も解禁になり各高校本番に向けて気合が入っていることでしょうね!!
厳しい冬のトレーニングを乗り越え、自分たちのチーム力がどれくらい高くなっているか試したくてうずうずするんですよね、この時期って。
さ~て、今回は過去のセンバツの名勝負第3弾をお届けしていきます。
第61回大会 準々決勝
東邦高校(愛知県)3対2近大付高校(大阪府)
この大会、大阪からは上宮高校と近大付高校の2校が出場しました。
しかし、上宮高校が元木大介をはじめ、スター軍団だったため近大付高校があまり目立たなかった印象ですが、この時の近大付高校も脇坂浩二(ダイエー)、犬伏稔昌(西武)を擁し、かなりの強豪チームであったのは間違いありません。
この近大付高校と対峙するのはこの大会の優勝チームの東邦高校。
この大会の東邦高校、なんと2回戦から決勝戦までの4試合すべて近畿勢との対戦で(報徳学園高校、近大付高校、京都西高校、上宮高校)、すべて蹴散らすとはまさに恐るべき強さでしたね。
試合内容はどうだった?すごかったのかな?
東邦山田、近大付里田の両エースで始まり、5回裏に東邦高校が2点を先取しました。
近大付属の8回に1点を返し、2対1で東邦高校リードのまま最終回の攻防へと入っていきます。
9回表近大付の攻撃は3番好打者脇坂からでしたが、変化球で追い込まれ最後は抜けて真ん中気味に入ってきた球に手が出ず三振。
次は2年生ながら4番に座る犬伏。高めのストレートをたたきレフト前に強烈なヒットを放ちます。
続く5番宮下のライト線へ落ちるヒットで一塁ランナー犬伏は2塁まで進み1アウト2,3塁の大チャンスを迎えます。
そして6番青木が東邦山田投手のカーブ引っ張り、三塁線をしぶとく抜けるヒットを放ち土壇場で同点とします。
なおも近大付のチャンスが続きますが、さすが東邦山田1点で切り抜け逆転を許しません。
10回表の大ピンチも切り抜けた東邦は、10回裏の攻撃ツーベースヒットとフォアボール2つでワンアウト満塁のサヨナラのチャンスを迎えます。
迎えるは東邦高校キャプテン1番山中は2球目を引っ張るがサードゴロ、サードが本塁へ送球しツーアウトとなりますが、依然満塁のサヨナラのチャンス!!
そして2番高木、外のストレートをレフト線へ打ち返しサヨナラで東邦高校の勝ちとなりました。
試合の感想
勝った東邦高校やっぱり強かった!
こういう激戦を勝ち切るところにこのチームの凄さがよくわかりましたね。
負けた近大付属も一回戦から粘り強く戦い、この試合でも優勝した東邦高校をあと一歩まで追い詰める戦いを見せてくれました。
まとめ
この大会、決勝戦東邦高校対上宮高校の試合は伝説として、よくメディアに取り上げられていますが、試合内容としてはこの試合も負けず劣らず名勝負だと思います。
負けた近大付は翌年のセンバツで優勝を飾るのですが、負けた悔しさって本当にチームを強くするんだなって感じます。
ということは、今年は智辯和歌山が優勝してしまうのか?
なんて思いますよね!?
去年悔しい思いしてますからね、智辯和歌山!!
では今日はこんなところで終わりでーす(^^♪