どーも、四十路街道驀進中の花とーちゃんです。
40歳になるまでにいろんな経験をしてきた私ですが、実は20代前半の頃、幼馴染のA君から紹介されてネットワークビジネスにハマったことがありました。
その結果、200万円以上の借金をいつの間にか背負ってしまうということに・・・
当時は私自身まだ若く世間知らずというのがあって、A君の勧誘に見事乗ってしまいましたね。
今回は、私がどのような手口でネットワークビジネスに勧誘されたのか勧誘の手口を暴露していきます。
そもそもネットワークビジネスとは何?
主な有名企業
- アムウェイ
- ニュースキン
- 三基商事(ミキプルーン)
- ナチュラリープラス
- ニューウェイズ
厳しいノルマがあったりして借金を背負うことも普通にあるビジネスなので、被害者が多いことでも有名なビジネスモデルですね。
ネットワークビジネス勧誘の手口① ”興味付け”をされる
ネットワークビジネスの勧誘が下手の人は顔を合わせるなり、
- 「すごいサイドビジネスがあるけどやってみない?」
- 「あなたには夢がありますか?」
- 「現状に不満はないの?」
という感じで怪しさ満点で話しかけてきますね。
これだけわかりやすく近づいてきたら「なんか怪しい、俺はいいや」と断るのも簡単なのです。
しかし、ネットワークビジネスの勧誘が上手な人っていうのは自分から勧誘話を切り出してこないんですよ。
勧誘したい相手にあらゆる方法で興味をひかせ、いつの間にか勧誘されている方が「どうしたの、ちょっと教えてよ」という感じになるんです。
それが「興味付け」と言います。
私がネットワークビジネス勧誘の時にされた「興味付け」は?
A君は県外の大学に進学して私は地元の大学に進学し、それぞれの大学生活を送っていました。
たまにA君が地元へ帰ってこればいつもツルんで遊んでいました。
しかしある日、地元へ帰ってくるA君を迎えに空港まで行くと到着ゲートからスーツ姿のA君が出てきたのです。
いつもTシャツ短パンのA君がスーツ!?
もちろん私はA君に、
「何でスーツなんて着てるんだよ!!何かあったのか?」
と聞いたのですがA君は、
「何でもないよ、まぁ気にするなって」
という感じでこの場は終わりましたが、私の頭の中は、
「Aのやつ、どうしたのかな?」
という疑問が残ることになるのです。
そして3か月後「興味付け」完結することに!!
それから3か月後、またA君が地元に帰ってくるということで空港に迎えに行くと、今度はA君と同じ大学に進学した共通の友人も一緒にスーツ姿で到着ゲートから出てきたのです。
その時に私はA君たちに、
「お前らいったい何してるんだよ!!」
と詰め寄ると、A君たちはニヤッとして
「ビジネスよ。まあ慌てるなよ。」
3ヵ月前の出来事から気になっていた私は、
「なんだよ!?何やっているか教えろよ!!」
もうこうなったら私の心はA君たちのことで頭がいっぱいになりました。
いやーA達は”興味付け”は見事だったわ・・・
ネットワークビジネス勧誘の手口② セミナーに参加する
A君達は、
「俺たちから聞くより、今度もっと凄い成功者のセミナーがあるから行ってみるか?」
という話になり、もう前のめりになっていた私は、
「行く行く!もちろん行く!!」
という感じでセミナーに参加することに・・・
”自称”成功者の話にどんどんのめり込む
セミナー会場に到着するとスーツ姿の若者たちがあふれていて、今から思うと怪しさ満点な雰囲気だったのにもかかわらず、ここまで見事なまでに興味を引き付けられていた私はA君と一番前の席に陣取り”自称”成功者の話に真剣に耳を傾けたのです。
そのセミナーの内容は・・・
- 現状に不満はないか
- どうせ頑張るなら伸びている業界で頑張らないか
- 同じ志を持つ仲間で成功したくないか
このような内容を熱く語られ、しかも隣のA君を見るとがっつりメモを取っていたので私も負けずにメモを取りまくっていたのでした。
実はここで勧誘の巧妙なテクニックが隠されていて、
- A君はあらかじめ”自称”成功者に私の現状を伝えていて、セミナーの話の中に組み込むようにしていたそうです。
- 私の隣でメモっていたのも私にその姿を見せることで「大事な情報なんだ」と意識させるための手段だったのです。
セミナー後、呑み会に参加で”自称”成功者と直接喋ることに・・・
セミナー終了後には”自称”成功者たちとともに居酒屋で呑みながら話をしようということになり、A君は居酒屋に着くなりすぐさま私を”自称”成功者のところへ連れていき私とA君と”自称”成功者の3人で話す事に・・・
あらかじめA君から私の情報を聞いている”自称”成功者はビジネスの話ではなく大きな夢の話や仲間の話を私の心に響くワードを交えながら熱く語ってくれたのです。
「俺、この人たちとビジネスをやりたい!!」
ビジネスの話をあまり理解しないうちに完全に雰囲気に飲まれました。
ネットワークビジネス勧誘の手口③ 取り扱う製品に対して確信を深めさせられる
ビジネスをやってみたいという気持ちが抑えきれなくなっていた私にA君たちは「自分が扱う製品がどれだけ凄いか試してみたいだろ?」と販売員になって宣伝していく製品を試すことになったのですが…
私が最初に試させてもらったのは「美顔パック」で、顔の片方だけにパックを塗りパックを塗ってない方との違いを見るという方法でした。
パックが終わると私の顔を見たA君たちは「お前左右の顔が違いすぎるぜ!!マジヤバいだろ!!」というような反応を見せたのです。
実はこれも勧誘の巧妙なテクニックで、パックをした側としていない側の顔の変化があまり変わっていなくても大げさに反応することで「確かにちょっと違うかも…」と思わせるテクニックなのです。
こうして取り扱う製品に対しても確信を得るように仕向けられた私は「これはやっぱりすごいビジネスかも…」となっていくのでした。
様々な勧誘の手口に見事ハマりネットワークビジネスをスタートさせる事に・・・
信用していた幼馴染から舞い込んできたビジネスの話ということに加え、
- ビジネスの仲間たちも楽しそう
- 製品も凄そうで売れそう
- 成功者とも知り合えたし
そんなことを感じ、契約書にサインをしていよいよビジネスをスタートすることになりました。
そして、ネットワークビジネスという”沼”にはまっていくのです…
【暴露】ネットワークビジネス勧誘の手口【体験談】 まとめ
私がネットワークビジネスを始めたのは今から20年ほど前の話で、現在ほどインターネットも普及していなくて情報が十分に共有されていませんでした。
今でこそなんでも”ググる”ことで分かることが多い時代になりましたが、当時はネットよりも幼馴染の話の方が信用できると思い込んでいたので見事に勧誘に乗ってしまいましたね…
現在もネットの情報がすべてではないですが、昔より巧妙な手口でネットワークビジネスの勧誘が行われていると耳にすることが多いです。
この記事を見ている方で友人・知人からビジネスの勧誘が来ている方は一度、国民生活センターなどに相談し自分自身の頭の中を整理することをお勧めします。
国民生活センター➡http://www.kokusen.go.jp/
間違ってもビジネスに対する不安を勧誘してきた相手にしては駄目ですよ、相手の思うつぼですから。
ということで、ネットワークビジネスの勧誘に見事に乗ってしまった話を終わりにします。
次回はネットワークビジネスを始めて借金を抱えながらもなかなか抜け出せなかった真相を暴露していきたいと思いますね。
以上(^^)/