甲子園球場で高校野球観戦に一番向かないのはアルプススタンドという事実!?【特に満員時】

高校野球大好き花とーちゃんです。

毎年恒例の夏の甲子園大会を観戦しに今年も甲子園球場に足を運びました。

お盆休み真っ只中の大会六日目と七日目に観戦をしてきましたが、昨年の第100回大会同様たくさんの観客が訪れておりチケットを購入するのに苦労しましたねぇ・・・

ようやく手に入れたチケットが一塁側アルプススタンドだったのですが、これが非常に試合が見にくい!

子どもも連れて行ったのですが、子ども曰く「何やってるか分からん・・・」

せっかく入場できたのにちょっと残念な感じになってしまいました。

ということで今回は、なぜ甲子園球場のアルプススタンドが高校野球観戦に向いていないのかを今年の体験をもとに書いていきます。

そもそも甲子園球場のアルプススタンドとは?

アルプススタンドとは、対戦チームの応援団が一塁側と三塁側の内野席と外野席の境目あたりに陣取る席のことを言います。

よく高校野球中継で応援団が映し出されますが、まさにあの席のことですね。

アルプススタンド誕生秘話


全国中等学校優勝野球大会に続いて、選抜中等学校野球大会(現在の選抜高等学校野球大会)も、第2回からは甲子園球場で開催されることになりました。中等学校野球(現在の高校野球)の人気が高まっていくなかで、巨大球場と言われていた甲子園球場でも、観客席の拡大が課題となりました。そして1929年、増え続ける観客を収容するための工事が行なわれ、外野のファウルゾーン東西の20段の木造スタンドは、50段の鉄筋コンクリート製へと改修されたのです。その年の夏の甲子園大会も球場は超満員となり、新設のスタンドは白いシャツを着た観客で埋め尽くされていました。朝日新聞記者として取材していた人気漫画家の岡本一平は、その光景を「ソノスタンドハマタ素敵ニ高ク見エル、アルプススタンドダ、上ノ方ニハ万年雪ガアリサウダ」と表現し、8月14日の朝日新聞に掲載しました。これ以来、内野席と外野席の間の大観客席は、「アルプススタンド」と呼ばれるようになったのです。

ホームメイトリサーチ・スポランドより引用

岡本一平が「アルプススタンドというような表現をした経緯には2つの説があるそうで、

  1. 当時の大阪朝日新聞の記者であり登山家としても有名だった藤木九三が考えたことを岡本一平が伝え聞いた説
  2. 岡本一平が息子と一緒に観戦していた時に「アルプスみたい」と息子がつぶやいたという説

ちなみに岡本一平の息子というのは、大阪万博の「太陽の塔」で有名な大物芸術家・岡本太郎です。

アルプススタンドはなぜ野球観戦には向かないのか?

それでは、今年の夏の甲子園大会(101回大会)で甲子園球場のアルプススタンドで9歳の娘と観戦した花とーちゃんが、なぜアルプススタンドが野球観戦に向かないかと感じたかをお話ししますね。

①そもそもピッチャーやバッターが遠い

巨大な野球場だけあって、アルプススタンドから内野を見ると選手たちがメチャ遠くに感じます。

その中で小さい野球ボールを目で追うのはなかなか大変です。


ピントがズレた写真で申し訳ないですが、校歌を歌っている明石商業の姿です。

遠いですね・・・

②両軍ベンチとバッターボックスが重なって打球の行方が分かりにくい

ピッチャーからバッターまでがちょうどベンチと重なって見えるため、バッターが打った打球がどこに飛んだか確認がしにくいです。

野球観戦に慣れていない方は、なおさら打球を追うのは大変です。

花とーちゃんに娘(9歳)は、

「どこに飛んだか分からんし…」

とぼやいていました。

③審判と一塁手と一塁ランナーが重なるとほぼバッターが見えない

今回座った席が、ちょうど一塁線上辺りからバッターボックスを見る角度だったのですが、一塁審判と一塁手にバッターが隠れていてどのように打ったのかがまったく分からなかったです。

遠目で見てる上に、こんな感じじゃ「球場で観てる意味は・・・」という感じですね。

④レフト・ライトポールでバッターが隠れる

先述の一塁線上プラス、ポールまでも視線にかぶってきたら完全にアウトです。

ポールは近くで見ると意外と太いので、がっつりバッターと重なる場合もあります。

正直一番避けたい席ですね。

まさに今回私が座った席は黄色の丸の部分です。

マジで見えません!!

そもそもなんでそんなにプレーが見にくい席に座ったのか

2019年8月11日・第6日目の観戦に行きましたが、この日は大会序盤の好ゲームが目白押しの日で甲子園球場は超満員に膨れ上がっていたのです。

甲子園球場に午前11時くらいに到着した時点ではすでに満員通知が出てて、球場内へは入ることができずに、チケットの再販売を待つ列がとてつもなく伸びている状態でした。

気温が相当高かったこともあり、いったんチケット購入をあきらめて甲子園球場の近くのホテルを予約していたのでホテルで休憩を取りつつ様子をうかがっていました。
(甲子園球場から徒歩2分の ホテルヒューイット甲子園)

第三試合が終わるころに再販売の列を見に行くと・・

第三試合の中京学院大中京高校対北照高校が終盤を迎えたころに再販売の列の様子を見に行くと、思ったより列が短くなっていて内野自由席の列に並んだのですが、第三試合終了後に再販売が開始されて間もなく売り切れになってしまいました( ;∀;)

そこから急遽隣の列の一塁アルプス席(花咲徳栄高校側)の列に並び、無事に購入することができたという感じです。

アルプス席に入ると・・・

アルプス席に入るとどこも席が空いていないほどに超満員の状態で、ようやく見つけた席に座ると、そこが一塁線上の上ライトポールでメチャクチャ見づらい席だったのです。

地元で優勝候補の明石商業高校と花咲徳栄高校の対戦だったので球場内に入れるだけでのラッキーですが・・・

このように外野席も満杯です。

白熱の試合展開だったので、終盤まで観客は帰ることはなかったですね。

アルプススタンドに座るメリットは?

ここまでアルプススタンドで観戦した場合のデメリットを書いてきましたが、もちろんデメリットばかりではありませんよ。

アルプススタンドの魅力もいくつか挙げてみます。

①満員になりそうでもチケットが取れる確率が高い

私が観戦した今回のように、地元の人気校・明石商業高校側ではなく花咲徳栄高校側を選んだことで入場することができました。

確かに自分が応援してない高校側のアルプススタンドに座るのは気が引けるという方も多いと思われますが、満員状態では仕方がないことなので応援していない側の応援団とも仲良く観戦すれば問題ありません。

実際、花咲徳栄高校側のアルプスにも結構明石商業高校を応援する方はいましたね。

②間近で大迫力の応援が観られる

なんといっても、一生懸命に応援する応援団の演奏が間近で見れることはアルプススタンドの醍醐味ですね。

近年は千葉・習志野高校の「美爆音」や和歌山・智辯和歌山高校の魔曲「ジョックロック」などもメディアに取り上げられることが多くなっているので、各高校ともに演奏のレベルが上がっていてとても観ごたえ聞きごたえがありますね。

私が今年初めて生で聴いて虜になったのは、花咲徳栄高校が演奏する「サスケ」でした。

昔のアニメの曲だそうですが、とても迫力があり渋くてカッコよかったですね。

ただ一つ問題があって、余りにも応援団が注目されすぎているため、その動画を撮ろうとたくさんの方が近くからカメラを応援団に向けて撮影をしています。

通路をふさいでまあまあな時間撮影している方もいて、座って観戦している方や通路を通りたい方の邪魔になっていることもあるので常識を持った行動を心掛けてほしいです。

③応援団と一体になって応援ができる

基本アルプススタンドに入るということは、

応援したいチームの応援を目一杯したい!

ということが目的はもちろんなので、応援団と一緒にグラウンドで戦っているメンバーを後押しできるということは間違いなく一番の醍醐味です。

④ブルペンの様子が分かりやすい

これは結構マニアックな視点なのですが、控え投手がピッチング練習を行うブルペンがアルプススタンドの前方にあって、ピッチングの様子が見ることができます。

控え投手でもすごいボールを投げ込んでいたり、力がこもってきてそろそろ出番かな?と予想してみたりなど見どころが結構ありますね。

私の大学時代のチームメイトが高校時代に控え投手として夏の甲子園に出場したのですが、エースがピンチになってもすぐにマウンドに行けるように1回から9回まで投球練習で完投をしたそうです。

そういった陰に隠れながらもチームを支える選手たちの姿も目に焼き付けましょう。

⑤試合終了後に選手たちがあいさつに来てくれる

高校野球名物でもある試合後のアルプススタンドへの挨拶です。

勝ったチームは笑顔で全力で走ってきます。

負けたチームは涙を流しながら力なく走ってきます。

残酷なほど明と暗が分かれる場面ではありますが、素晴らしい戦いを見せてくれた球児たちにお疲れ様の気持ちを込めて声援を送りましょう。

アルプススタンド観戦を最高の思い出にするために・・・

先述したとおり、

  • レフト・ライトポール際の席
  • 一・三塁線と選手・審判が重なる席

この2つの席は絶対避けてください。

特に子どもの場合観えないので、最悪の思い出になりかねません。

満員だと係員の方が席を詰めてくださいと声掛けがありますが、詰める時も慎重に移動することをお勧めします。

甲子園球場で高校野球観戦に一番向かないのはアルプススタンドという事実!?【特に満員時】 まとめ

本記事は「甲子園球場で高校野球観戦に一番向かないのはアルプススタンドという事実!?【特に満員時】」について書きました。

高校野球の部員数が全国的に少なくなってきているニュースをよく見ますが、人気お笑い番組アメトークや大会直前のスペシャル番組が多く放送されるので甲子園大会自体の観客動員はすさまじいことになっています。

実際甲子園球場で高校野球を観戦すると球場全体の熱気に圧倒されて虜になること間違いなしです。

アルプススタンドでの観戦も座ってはいけない席を避ければ十分楽しめるので、球場内に入る前にしっかり頭に入れときましょうね。

それでは以上です(^^)/

ちなみに・・・
甲子園球場でのプロ野球開催時は全席指定席のため、観にくい席を避けるということができない場合があります。