どーも、高校野球命花とーちゃんです。
全国49代表が決まり、いよいよ甲子園大会本番が近づいてきました。
今年の甲子園出場校は本命と言われた高校が次々と敗退し、プロ注目と言われた多くのプロ注目選手もすでに敗退しました。
そーなんです!
確かに、大船渡高校の佐々木君、横浜高校の及川君、創志学園高校の西君、興南高校の宮城君、昨年春夏連覇を果たした大阪桐蔭高校、今年のセンバツで最多優勝回数を更新した東邦高校など高校野球ファンが期待していた選手、高校は出場を逃したかもしれません。
しかし、その中でもこの夏をさらに熱くさせてくれる高校や選手が甲子園大会出場を決めているのです。
ということで今回は愛知県予選で次々と強豪校を倒し、夏の甲子園大会に初出場を決めた愛知県代表・誉高校の紹介・魅力をお届けします。
誉高校 学校紹介
それでは愛知県代表・誉高校の学校紹介をしていきますね。
誉高校 公式ホームページhttp://www.homare.ac.jp/visitor/home/index.html
誉高校・所在地
愛知県小牧市大字本庄郷浦2613-2
野球専用グラウンドは学校からほど近くですが愛知県・犬山市にあります。
誉高校・主な沿革
- 昭和58年に旧校名・尾関学園高等学校として開校
- 平成21年には誉高等学校として校名を変更
- 平成25年専用野球場を竣工
誉高校・野球以外の部活動
野球部以外ではサッカー部や女子ソフトボールなどがあり、特に硬式テニス部は強豪として名馳せていて全国大会でも活躍を見せています。
誉高校・主な卒業生
森谷圭佑・・・元湘南ベルマーレ(Jリーグ)
伊藤大智郎・・・元福岡ソフトバンクホークス(プロ野球)
松澤祐介・・・元読売ジャイアンツ(プロ野球)
誉高校野球部 紹介
- 部員数62名
- 2013年、愛知県犬山市に野球部専用グラウンドが完成
- 2014年秋、初めて愛知県大会制覇
(東海大会初戦で岐阜・県岐阜商業高校に敗れ翌年春のセンバツ出場を逃す) - 2018年春・愛知県大会優勝
(東海大会初戦で静岡・東海大静岡翔洋高校に敗れる)
誉高校 野球部 矢幡真也監督の経歴
誉高校野球部の監督は矢幡真也監督。
- 1972年生まれの46歳
- 岐阜県・美濃加茂高校→岐阜県・朝日大学→阿部企業(社会人野球)
- 2007年、尾関学園高校(現誉高校)野球部監督就任
矢幡監督は岐阜県・美濃加茂高校のエースとして第72回全国高等学校野球選手権大会に出場しました。
初戦で2年生左腕・金藤投手と重量打線を引っ提げて甲子園に乗り込んできた山口県・宇部商業高校と対戦し2対3と惜敗しました。
この試合で矢幡真也監督は2番手で甲子園のマウンドを踏んでいます。
矢幡真也監督は電気屋さん!?
矢幡監督は奥様と結婚をして、奥様の実家の電気屋さんを受け継ぐため婿養子となり名字が「寺沢」から「矢幡」に変わっています。
家電販売業者として当時の尾関学園高校(現誉高校)に出入りしていたところ、学校側から野球部の再建をしてほしいと話があったことから監督になることになりました。
そして10年計画と目標を決めて3年ほど遅れましたが、見事甲子園出場を決めました。
ちなみに、練習試合中に相手監督に「今からエアコンお取り付けがあるため抜けます」と断りを入れて現場に向かうとことあるそうです。
グラウンドの電気関係の設備は監督にお任せ!
誉高校野球部グラウンドの電気関係の設備は、矢幡監督自ら仕切り作っていきました。
現在でも部員に社会勉強も兼ねて照明などを取り付けてを手伝いさせることもあるそうです。
他の高校では野球に集中させるためグラウンド整備さえも部員にさせないところもあるそうですが、いろんな経験をした方が社会に出たときには必ず役に立つのでこういったお手伝いをさせることはとても良いことだと思います。
しかも野球というスポーツは創意工夫のスポーツともいわれることもあるので、野球以外の事を学びながら「頭を鍛える」ことは非常に重要なこととも言えます。
誉高校 2019年・夏の甲子園までの道のり
2019年夏の愛知県大会スコア
- 1回戦 誉高校8対0豊橋工業高校
- 2回戦 誉高校4対3愛知高校
- 3回戦 誉高校4対2向陽高校
- 4回戦 誉高校4対2愛工大名電高校
- 5回戦 誉高校9対4愛知産大工高校
- 準々決勝 誉高校7対4星城高校
- 準決勝 誉高校5対4中京大中京高校
- 決勝 誉高校8対1桜丘高校
なんと言っても愛知私学4強(※)のうち愛工大名電高校と中京大中京高校を破る番狂わせはだれも予想が出来ませんでした。
それだけではなく、準々決勝で対戦した星城高校は146km右腕・石黒投手を擁して、今年のセンバツを制しこの夏も全国制覇が期待された東邦高校から3対10のコールド勝ちを収めたチームでしたが、勢いに乗る誉高校を止めることはできませんでした。
(※)愛知私学4強・・・中京大中京高校、東邦高校、愛工大名電高校、享栄高校
誉高校 夏の甲子園で勝利をつかむには!?
夏の甲子園、愛知県代表として初出場で勝利を手にしているのは1997年の豊田大谷高校が1勝を挙げて以来まだ勝利がありません。
愛知県・夏の甲子園初出場校成績(1996年以降)
- 2011年 至学館高校
1回戦 至学館高校1対8東大阪大柏原高校(大阪) - 2001年 弥富高校
1回戦 弥富高校2対9九産大九州高校(福岡) - 1997年 豊田大谷高校
1回戦 豊田大谷高校6対4長崎南山高校(長崎)
2回戦 豊田大谷高校2対4甲府工業高校(山梨) - 1996年 愛産大三河高校
1回戦 愛産大三河高校2対3高陽東高校(広島)
1996年から2018年までに初出場4校が挑みましたが、1997年の豊田大谷高校の1勝のみとなっています。
特に2001年の弥富高校と2011年の至学館高校は大差で敗れており、県大会での勢いが影を潜めて自分たちの戦いが出来なかったのは明らかでした。
では、誉高校が初出場で勝利を挙げるには・・・
- 県大会で対戦した愛工大名電高校、星城高校、中京大中京高校は明らかに全国でも上位の実力を持ったチームで、そのチームを倒して愛知県代表をつかんだ自信を持つこと
- エース山口投手が準決勝の中京大中京高校戦で見せた内角への強気のストレートを投げ込むこと
- 攻撃陣は積極的にバットを振り、粘って繋ぐこと
兎にも角にも激戦愛知を勝ち抜いたことを誇りに思い、憧れだった甲子園でのプレーを楽しんでほしいですね。
【第101回夏の甲子園】愛知県代表・誉高校 初出場!!【注目校】 まとめ
本記事は「【第101回夏の甲子園】愛知県代表・誉高校 初出場!!【注目校】」について書きました。
甲子園出場が決まり、今までに経験したことが無いような注目を浴びながら本大会へ向けて調整を行っているところでしょう。
ここは矢幡監督自ら冷静になり今一度チームを落ち着かせ、甲子園でも誉高校の実力がいかんなく発揮できるように選手たちを導いてほしいですね。
各代表校の甲子園練習も始まっていよいよ開幕が近づいてきた夏の甲子園ですが、今年はどんなドラマが待っているのでしょうか!?
楽しみで開幕が待ちきれませんね!!
ということで今回は以上です(^^)/