どーも、夏はもっぱらサンダルばっかりはいている”サンダル大好き”花とーちゃんです。
ところで、ここ数年爆発的な人気を誇るサンダルブランド「KEEN」が沖縄県・西表島の自然と文化の継承に一役買っていることを皆さんご存知でしたか？
サンダルを購入し愛用するだけで、西表島のために一役買っていることになると考えるととても素敵なことだと思いますね。
ということで本記事は「大人気サンダルKEENを履くことで西表島の自然と文化の継承に貢献できる！？【UNEEK EVO】」について書いていきます。
「Us ４IRIOMOTE～西表島の明日に私たちができる、４つのこと。～」
KEENがスタートした「Us ４IRIOMOTE～西表島の明日に私たちができる４つのこと。～」は、西表島の大自然のためアウトドアにかかわるブランドの責任を果たすべく発足したプロジェクトです。
Us ４IRIOMOTE公式ホームページhttps://www.us4iriomote.org/
KEEN公式サイトhttps://www.keenfootwear.com/ja-jp/collections_us4iriomote/?start=0&sz=36#tile-0
西表島が直面している問題とは・・・
国内有数の大自然が残る西表島ですが、近年環境破壊が深刻となっている現状があります。
- 近年の沖縄ブームによる観光客増加に伴う交通量の増加や大型施設の建設。
- 海洋を漂う大量のプラスチックごみなどが漂着することで、美しいビーチやマングローブが破壊されている。
国内のごみだけではなく隣国からもプラスチック製のごみが漂流してくるため膨大な量のゴミが自然に還ることなく海に漂うという事態になっています。
地元自治体や自然保護団体などが中心となり清掃活動を行っていますが、産業廃棄物扱いとなる漂着物は廃棄するにも膨大なお金がかかり、人件費も含め資金が足りない状態となっています。
イリオモテヤマネコも絶滅の危機に！？
もともと生息数が少なかったイリオモテヤマネコですが、近年観光客が増えたことにより交通事故に巻き込まれ死んでしまいというケースが増えてきています。
事故を防ごうと島内を走る車は昼夜問わず４０km（町・村の中は３０km制限）の速度制限を呼び掛け、「やまねこパトロール」が島民と一緒に事故が多いエリアを重点的にパトロールを行いスピード規制の呼びかけにを行ったり、地元小学生手作りの看板で注意喚起を行ったりという活動が行われています。
KEENが西表島のために具体的に行うことは・・・
これらの問題を解決するための手助けするために発足したのがKEENの「Us ４IRIOMOTE～西表島の明日に私たちができる、４つのこと。～」プロジェクトです。
- 知ろう
- 守ろう
- 話そう
- 残そう
この４つのキーワードを掲げて、KEENの愛用者や愛用者じゃない方にも西表島が直面している問題を伝えていく取り組みをしています。
さらに今後、世界自然遺産登録を目指す動きによってますます観光事業が活発になっていくことが予想されます。
これまでのリゾート地で行われてきた「消費型の旅」を見直して、西表島の現状に目を向け理解してもらい、観光客一人一人が西表島にとって善い行いをしていくという「エシカル・ツーリズム」（貢献型観光）を推奨することで、リゾート観光だけでは味わえない経験の手助けをしていきます。
具体的には、
- 「Us ４IRIOMOTE」基金を立ち上げて企業や個人からの寄付を募る
- KEENの代表モデル「UNEEK」の最新モデル「UNEEK EVO」の西表バージョンを発売し、売り上げの１０％をこのプロジェクトへ活用していく
上記のように集めた基金は、「エシカル・ツーリズム」を知ってもらうための活動や西表島に関するドキュメンタリー映画の作成などに役立てられていく予定です。
Us ４IRIOMOTE公式ホームページhttps://www.us4iriomote.org/
KEEN公式サイトhttps://www.keenfootwear.com/ja-jp/collections_us4iriomote/?start=0&sz=36#tile-0
沖縄観光ブームに思うこと
西表島を含むたくさんの島からなる沖縄は、国内からだけではなく海外からも多くの観光客が来県しリゾート地としてどんどん進化していっていますが、その反面昔ながらの風景が失われつつあるように感じてさみしい気もします。
また、有名観光スポット「青の洞窟」がある沖縄本島恩納村・真栄田岬周辺では観光客の路上駐車により地元住民が生活しづらい状況になっていることも問題になりました。
石垣島と西表島の間にある武富島ではリゾートホテル建設事業をめぐり地元住民が事業者に対し、話し合いを持ってほしいと立ち上がっています。
観光が主な産業である沖縄ですが、これからはKEENが掲げる「エシカル・ツーリズム」（貢献型観光）を西表島だけではなく、沖縄全体で展開し未来へと繋いでいってほしいですね。
大人気サンダルKEENを履くことで西表島の自然と文化の継承に貢献できる！？【UNEEK EVO】 まとめ
本記事は「大人気サンダルKEENを履くことで西表島の自然と文化の継承に貢献できる！？【UNEEK EVO】」について書きました。
現地へ行って西表島のためにっていうことはなかなか難しいことも多いですが、KEENのサンダルを履くことでちょっとでも知る機会ができることに意味があると思います。
新しい観光＝エシカル・ツーリズムがもっと広まり、観光客と現地の方々とが手を取り合うことでより魅力的な島になることを期待したいですね。
ということで今回は以上です(^^)/