どーも、パラリンピックを観るたびに人間の限界は計り知れないと感じる花とーちゃんです。
2020年8月25日から開幕する東京2020パラリンピックでは22競技・540種目が開催されます。
(東京2020オリンピックは33競技・339種目)
パラリンピックは障がいのあるトップアスリートが人間の限界を超えるパフォーマンスを見せ、競技によってはオリンピックの記録を超えることもあるなど競技のレベルの高さに毎回驚かせられます。
まだまだメジャーとは言えない競技もたくさんあるので、東京2020パラリンピックが開幕する前にどのような競技があるか知ってみてはどうでしょうか。
そんな東京2020パラリンピック実施競技の中から今回は「ボッチャ」に注目していきます。
ということで今回は、「【東京2020パラリンピック実施競技】ボッチャの魅力とは?【注目競技】」について書いていきます。
【東京2020パラリンピック実施競技】
ボッチャ
ボッチャは、手脚にまひや機能障がいのある比較的重度な障がい者のため、座ったままでも行えるスポーツとして考案されたパラリンピック特有の競技です。
前回のリオパラリンピックでは杉村英孝選手、廣瀬隆喜選手らの活躍で見事銀メダルを獲得し、「ボッチャ」の名前を日本中にとどろかせたのは記憶に新しいところです。
ボッチャの競技説明を超簡単にするよ!
冬季競技のカーリングに似た競技ですね。
超簡単に説明しましたが、これが基本のルールです。
ボッチャは用具のカスタマイズし放題!?
ボッチャでは使用する用具のカスタマイズが可能です。
その代表例がボールで赤6個、青6個、白1個の13個を1セットとし、トップ選手たちは「マイボール」セットを持って競技を行います。
大きさや柔らかさは既定の範囲内ならカスタマイズが可能で、自分に合うように詰め物の量を加減します。
また素材は既定が無いため天然皮革や人工皮革、フェルトなどを使うことで硬さや感触、転がり方に違いが出てきます。
試合中に化粧用オイルを塗って滑りを調整することもあります。
ボール以外にも車いすやユニフォーム、一部の選手がボールを転がすために使う補助具(ランプ)などの用具をカスタマイズして戦略を立てて試合を行っていきます。
ボッチャ日本代表「火ノ玉ジャパン」!!
最初に書いたとおりボッチャ日本代表「火ノ玉ジャパン」はリオパラリンピックで銀メダルを獲得しており、今回の東京2020パラリンピックでもメダル獲得の期待が高いです。
そして「火ノ玉ジャパン」メダル獲得のためには、廣瀬隆喜選手、杉村英孝選手、中村拓海選手、この3選手が大注目となってきます。
火ノ玉ジャパン「廣瀬隆喜」
日本のボッチャ競技において第一人者で「火ノ玉ジャパン」のエースです。
鋭い眼光から放たれるショットは正確で、スーパーショットを決めたときの雄叫びはメチャクチャかっこいいので必見ですよ。
私は前回のリオパラリンピックで廣瀬隆喜選手の雄叫びが印象的で「ボッチャ」という競技を知りました。
パラリンピック成績
- 2008年 北京パラリンピック
個人戦17位
Team BC1-2 10位 - 2012年 ロンドンパラリンピック
Team BC1-2 7位 - 2016年 リオパラリンピック
Team BC1-2 銀メダル
火ノ玉ジャパン「杉村英孝」
前回のリオパラリンピックではチームキャプテンとして、廣瀬選手と共に銀メダルを獲得しました。
常に冷静な戦略家の印象があり、又、勝つために様々な研究も行っておりまさに「火ノ玉ジャパン」の頭脳と言っても過言ではありません。
パラリンピック成績
- 2012年 ロンドンパラリンピック
Team BC1-2 7位 - 2016年 リオパラリンピック
Team BC1-2 銀メダル
火の玉ジャパン「中村拓海」
2018年の世界選手権では廣瀬選手、杉村選手と共に「火ノ玉ジャパン」を結成し、見事世界選手権最高成績の銀メダルを獲得しました。
東京2020パラリンピックでも若さを前面に出した戦いで、日本に金メダルをもたらしてほしいですね。
ボッチャ最強国 タイ
過去のパラリンピックで多くのメダルを獲得してきたボッチャ最強国タイ。
その中心にいるのがワッチャラポン・ヴォンサー選手で2012年ロンドンパラリンピック団体戦(BC2)で金メダル、2016年リオパラリンピックでは個人戦(BC2)と団体戦(BC2)で金メダルを獲得し2冠を達成しました。
東京2020パラリンピックでも当然、「火の玉ジャパン」の目の前に立ちはだかることになるであろう最強国タイをどう攻略していくのか非常に楽しみですね。
【東京2020パラリンピック実施競技】
ボッチャ 競技観戦時の心構え
引用:日本ボッチャ協会競技規則
ボッチャ競技における礼節などの心構えについては、テニスと同じと考えてよい。多くの観客に競技を観戦しては貰いたい。しかし選手がボールの投球モーチョンに入っているときなどは、観客や試合を見ているほかの選手などを含めて、厳粛に観戦することが望ましい。
東京2020パラリンピックでは、日本代表を全力で応援したい気持ちを前面に押し出すことは応援するものとして当然ですが、選手が集中して競技が行える環境を作ってあげることも応援の一つと感じます。
【東京2020パラリンピック実施競技】
ボッチャ 競技日程 競技会場
東京2020パラリンピックでのボッチャの競技日程と競技会場の紹介をします。
【東京2020パラリンピック実施競技】
ボッチャ 競技日程
個人、団体、ペアのいずれも男女混合で行われる競技です。
競技は2020年8月29日~2020年9月5日までの日程で行われ、決勝は9月2日と9月5日に行われます。
【東京2020パラリンピック実施競技】
ボッチャ 競技会場
競技会場は東京2020オリンピック・パラリンピックにあわせて新設される「有明体操競技場」で行われます。
【東京2020パラリンピック実施競技】ボッチャの魅力とは?【注目競技】 まとめ
本記事は「【東京2020パラリンピック実施競技】ボッチャの魅力とは?【注目競技】」について書きました。
東京2020オリンピック・パラリンピックを来年に控え各メディアでも盛り上がりが本格化してきた今日この頃ですが、なかなかパラリンピックの競技はこういう気か出ないと知る機会が得られないのが現状ですね。
実際知ってみると超人的な戦いをしてて、ある意味オリンピックよりも見どころが多いのがパラリンピックです。
これを機会にぜひいろんな競技に注目して、東京2020パラリンピックを思う存分楽しみましょう。
ということで今回はこの辺で(^^)/