どーも花とーちゃんです。
前回は、つい花とーちゃんの「上宮高校LOVE」感丸出しでお届けしましたが、今回も花とーちゃんの独断で”あの名勝負”をお届けしていきます。
その前に2019年センバツチケット情報
前売りチケットは3/1から(チケットぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイド、イープラス)発売されており、当日券は大会中、開門と同時に発売される。
注目カードとなると満員で当日券が買えない場合がありますが、席が空けば再販もあるので諦めずにチケット売り場の列に並びましょう。
並ぶのがどーしても嫌で日程が決まっている方は、前売りチケットを購入することをおススメします。
そろそろ本題に行きますよ~
センバツ名勝負③
第62回大会 準決勝
新田高校(愛媛県)4対3北陽高校(大阪府)
北陽高校の好投手寺前正雄投手(近鉄)は、ダイナミックなフォームから繰り出される140キロ以上のストレートと大きく鋭く曲がるカーブを武器に、1回戦から準々決勝まですべての試合を1点差(しかもすべて4対3というスコア!!)という僅差の戦いを勝ち上がってきました。
対する新田高校、初出場という事もあり大会前の評判は決して高くなかったですが、名将一色俊作監督(※)に率いられ一回戦前橋工業(群馬県)を9対1の大差で破り、2回戦は日大藤沢(神奈川県)を相手に9回まで1対4と敗戦濃厚な展開の中驚異の粘りでチャンスを作り、4番宮下典明選手(近鉄)が逆転サヨナラ3ランホームランを放つという衝撃な戦いで準決勝まで駒を進めました。
※一色俊作・・・1969年夏の甲子園で松山商業(愛媛県)の監督として全国制覇。
その時の決勝は三沢高校(青森県)との延長引き分け再試合となった「伝説」の試合として語り継がれている。
そして準決勝・・・
そしていよいよ準決勝、3対1で北陽高校リードで8回裏を迎え、新田高校は2アウトながらランナー3塁とチャンスを迎え2回戦でサヨナラホームランを放っている4番宮下選手!!
北陽高校寺前投手の真ん中に入ってきたカーブを宮下選手は思いっきり引っ張り打球は大きな弧を描きラッキーゾーンへ飛び込む同点の2ランホームラン!!
試合はそのまま延長戦へ入り再試合も視野に入ってきた延長17回、新田高校1番池田幸徳が北陽高校寺前投手の238球目、渾身のストレートをレフトスタンドへ叩き込み3時間を超える激闘にピリオドが打たれました。
まさに
”ミラクル新田”
素晴らしい戦いにシビれました。
センバツ名勝負④
第63回大会 準々決勝
松商学園(長野県)3対0大阪桐蔭(大阪府
松商学園はエース上田佳典投手(日本ハム)を中心に、打撃も強力打線で前評判が非常に高いチームでした。
初戦はイチロー選手(マリナーズ)のいる愛工大名電(愛知県)を3対2で退けると、2回戦は前年夏の覇者でこの大会も優勝候補筆頭格だった天理高校(奈良県)を、ここも2対0と上田投手が完封し準々決勝まで駒を進めました。
対する「平成最強高校大阪桐蔭」です。
この大会が甲子園初お目見えという事でしたが、初出場とは思えない戦いを披露します。
初戦は東北の雄、仙台育英高校(宮城県)でしたがエース和田友貴彦投手がなんとノーヒットノーランを達成しての10対0の完勝で勝つと、2回戦は全国制覇春夏合わせて4回を誇る箕島高校(和歌山県)を6対4で退け準々決勝へ進みました。
試合は意外な結果に…
優勝候補松商学園と初出場ながら戦力十分、勢いも十分の大阪桐蔭。好ゲームが期待されましたが・・・
松商学園が大阪桐蔭の誇る2枚看板の和田投手、背尾伊洋投手(近鉄)から2回、3回、8回に1点ずつ取り、エース上田投手は強力大阪桐蔭打線を5安打無得点と完ぺきに抑え込み3対0で松商学園の勝利となりました。
大阪桐蔭、この悔しさが…夏へ
大阪桐蔭最後の攻撃、ベンチの選手たちの表情が「まさか、こんなに簡単に負けるのかよ‥」というような表情しているのが印象的でした。
しかし、この悔しい敗戦が夏の全国制覇,そして現在の「平成最強高校大阪桐蔭」の礎になったことは間違いないと思います。
まとめ
新田高校は本当に思い切りのいい打撃が印象的だったのと、ユニフォームが白に筆記体で「NITTA」というのもインパクトがあってよかったですね。
そういえば、花とーちゃんが小学生の時に新田高校の試合を観戦する機会があったのですが、一色監督の選手を”鼓舞”する怒鳴り声が響いていたのを思い出しますね。
甲子園でサヨナラ勝ちした時、ガッツポーズしていたのを見てとても熱い監督さんだったんだな~と感じました。
という事で今日はこの辺で(^^)/