どーも花とーちゃんです。前回は私が高校2年に「あれ何かおかしい」と思ったところまでを書きましたが、今回はいよいよセンバツかけた戦いを不安を感じたまま迎えるところからお届けします。
センバツ出場への道
私の高校は新人戦で優勝し第一シードで県秋季大会を迎えました。
センバツへは県秋季大会を2位以内で通過し、さらに各県の代表が集まる地区大会でベスト4に入ればセンバツ出場がほぼ確定という道のりでした。
私たちの高校は新人戦同様順当に勝ち上がり地区大会への切符をかけた準決勝を迎えました。
センバツへ一歩前進、しかし・・・
もともとプレッシャーを感じやすかった私は「これを勝てば甲子園に一歩前進だ、絶対に負けられない」と思い気合は入ってましたが、逆に「絶対にエラーをしないように、でもエラーしたらどうしよう・・・」という気持ちも芽生えてきました。
試合が始まるとサードを守っていた私のところに打球が飛んできました。捕球して一塁に投げようとしたときあの記憶がよみがえりました。
あの記憶とは新人戦の最後の送球です。
「暴投してはダメだ」と私は腕を振らず一塁へ置きにいく送球をしましたがアウトを取ることができました。
それ以降の送球は完全にふんわりとした送球でしか投げることができなくなりどんどん送球フォームもおかしくなっていきました。
チームはこの試合にも勝利し地区大会への切符を勝ち取りセンバツへ一歩前進しましたが、私自身の送球への不安はますます増すばかりでした。
地区大会開幕 センバツまであと2勝
地区大会が開催される県へ行き大会前の最終練習を行った時に私は肩が痛くなり送球がままならなくなりました。
練習後、コーチの方に病院へ連れて行ってもらい治療をしたら何とか痛みが治まり翌日の試合は先発で出場することは出来ました。
試合が始まり肩の痛みへの不安で頭がいっぱいで送球の不安はありませんでした。
そのおかげで幾度となく来た打球はすべて完璧に処理することができました。
しかし試合の結果は私の高校が押し気味に進めていたのにもかかわらず逆転負けを喫しセンバツへの道を絶たれてしまいました。
センバツを逃して 私の気持ちは・・・
センバツへの道が絶たれて非常に落胆しました反面、私の正直な気持ちは「これで来年の春まで大会がない、しばらく投げなくていいんだ」とほっとした気持ちも正直ありました。
ですが甲子園へのチャンスはあと1回しかないこともあり気持ちを引き締め冬のトレーニングを取り組みました。
今日はここまで、次回は!?
次回は地獄の冬トレも終わり春の県大会からのイップスとの戦いをお届けしたいと思います。
ちなみにこの時点でキャッチボールするのもままならない状態でした、あ~辛かったな~