【高校野球ファン必見!!】意外と知らない!?春の甲子園と夏の甲子園の違いを調べてみた

どーも”高校野球大好き”花とーちゃんです。

いよいよ組み合わせも決まり、今週末に開幕を迎える「第91回センバツ高校野球大会」。

注目チームも多く本当に楽しみな大会なりそうで”ワクワク”しますね。

ところで、「春の甲子園」と」「夏の甲子園」とで違うことがいろいろあること皆さん知っていましたか?

調べてみたら、高校野球大ファンの私でも「へ~なるほど」と思う事が沢山あったので、今回は「春の甲子園と夏の甲子園の違い」調べて分かったことをお届けしたいと思います。

それではいってみましょう!!

主催者が違う

春と夏ではそもそも主催者が違います。

春の甲子園は「毎日新聞」、夏の甲子園は「朝日新聞」が主催しています。

なぜ、毎日新聞社と朝日新聞社が主催することになったの?

両新聞社ともに新聞の販売数を伸ばす為に「高校野球」を主催しました。

ちなみに、読売新聞社も野球を主催したかったそうですが、高野連にも東京六大学野球にも断られて「プロ野球」を作ったそうです。

大会歌が違う

夏の甲子園の大会歌は皆さんご存知「栄冠は君に輝く」ですね。

春の甲子園の現在の大会歌「今ありて」ですね。

作詞は阿久悠さん、作曲に谷村新司さんが担当し作られた大会歌です。
 
1934年からの2代目大会歌「陽は舞いおどる甲子園」に代わる3代目の大会歌となります。

センバツのイメージの大変よくあった歌で、花とーちゃんもとても好きですね。

花とーちゃんが高校時代に一つ上の先輩たちがセンバツに出場した時、大会後に寮に戻ってきた先輩が甲子園で購入してきた「今ありて」のCDをリピートで流していたのが印象的でしたね。

出場校の決まり方に違いがある

夏の甲子園は、各都道府県の夏の予選で優勝した高校が代表となったチームが甲子園で日本一をかけて戦います。

まさに一発勝負の戦いです。

春の甲子園は、秋の県大会、地区大会の結果を参考にして出場校が選考されます。

例えば、どういった感じの選考になるの?

私の実体験ですが、私が高校2年生の時に一個上の先輩たちがセンバツに出場したのですが、どんな道のりで出場が決まったかと説明すると

秋の県大会で準優勝

2位校として地区大会進出
↓ 
地区大会1回戦勝利

地区大会2回戦勝利

地区大会準決勝敗退

こうした道のりで選考の基準である地区ベスト4に入ることができ、翌年の選考会で正式に出場が決まりました

お気付きだと思いますが、春の甲子園は負けたとしても選ばれることができる大会です。

その他の選考基準はあるの?

21世紀枠―2001年から設けられた厳しい環境の中でも頑張っている高校やボランティア活動など模範的な活動を行っている高校が選ばれます。(秋の大会の成績も加味されます)

明治神宮枠―2003年から設けられた選考枠で、秋の明治神宮大会に優勝した高校が所属している地区に「1枠」選考枠が追加される枠です。

・基本的には「32校」の参加枠になりますが、第90回や第95回のように記念大会となる大会には「記念枠」として選考枠が増えます


開会式がいろいろ違う

開会式にも「春の甲子園」と「夏の甲子園」での違いがいろいろあるのを知ってましたか?

それでは見てみましょう。

入場行進曲が違う

「春の甲子園」と「夏の甲子園」の開会式では選手入場時の入場行進曲が違います。

夏の甲子園は、高校野球ファンおなじみの「全国高校野球選手権大会行進曲」です。

これを聴くと、今でも武者震いしますね。

春の甲子園は、その年を象徴するような代表曲に入場曲を採用しています。

って言っても結構「これで入場行進!?」って思うような曲も採用されています。

第36回大会 「こんにちは赤ちゃん」
第50回大会 「愛のメモリー」
第54回大会 「ルビーの指環」
第75回大会 「大きな古時計」

これで行進できるの?って思いますが、アレンジして入場行進できるようにするのはさすがですね。

選手入場時にプラカードを持っている人が違う

夏の甲子園では第31回大会から現在まで私立西宮高校の女子学生さんが担当しています。

プラカードガールなるために私立西宮高校では、毎年厳しい練習が行われているのはテレビ等でよく知られていますね。

春の甲子園の第80回大会まで大阪府連盟のボーイスカウトの方たちがプラカードを持っていました。

なぜ大阪支部?兵庫支部じゃないの?と思いますが、そこはいろいろ大人の事情があったそうです・・・大人って大変ですね・・・

現在は各出場校の生徒が務めてそれも素晴らしいのですが、花とーちゃん的にはボーイスカウトの方がプラカードを持っている風景が”センバツ”って感じがして好きでしたね。

春の甲子園の開会式は華やか

春の甲子園は夏の大会と違って開会式が華やかです。

何が華やかって、開会式中に仕掛け花火の演出があるところですね。

これを見ると「あー、センバツ始まったな」って思いますね。

ちなみに、実際に開会式に参加した元球児の方に聞くと、花火の音が意外と大きくビックリしたそうです。

確かに、あんな近くで花火が鳴ったらビックリしますね。

優勝旗が違う

夏の優勝旗はあの有名な”深紅の大優勝旗”ですね。 

それに対し春の甲子園「紫紺の優勝旗」ですね。

「紫紺の優勝旗」には、英語で大きく“VICTORY”と書いていて、開会式や閉会式の春の日差しで輝いている感じがとてもカッコいいです。

甲子園のグラウンドの土が違う

毎年選手たちがベストプレーなプレーができるように、細かい調整、配合をしてあの日本一のグラウンドを作り上げているそうです。

春は雨が多いため砂を多めに、夏はボール(白球)を見やすくするため黒土を多めにブレンドしているそうです。

甲子園出場経験のある元球児の方に「甲子園のグラウンドってどうだった?」って聞いたことがあるのですが、「スパイクの歯が”サクッ”と軽く入っていく感じで、程よく硬いんだけど、ふわふわ感もあるんだよな」っておっしゃってました。

阪神園芸さん、感謝です!!


この感覚は甲子園でプレーした人しか分かりませんね。

羨ましいぜ・・・

チームとしての戦い方が変わってくる

これはとある甲子園常連高校の監督さんがおっしゃってた話なのですが、

「センバツは夏の大会に最後まで野球をやるために徹底的に鍛える大会ととらえています」

確かに、夏の甲子園では3年生は最後の大会という事で、結構選手たちに任せるっていうのは聞きますが、最高の夏にするためにセンバツで鍛える、わかるような気がします。

まとめ

春の甲子園と夏の甲子園の違いどうでしたか?

こういった目線で見ると春夏大会両方の雰囲気がわかり面白いですね。

さあいよいよ開幕する”センバツ”どこが優勝するでしょうか!!

皆さんが応援する高校はどうなるでしょうか!!

平成最後の”センバツ”この目に焼き付けましょう

では今回はこんな感じで(^^)/


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